摺上川ダムの下流にある、旅人の笠をイメージして造られた八角形の大屋根が特徴の日帰りの湯。泉質はアルカリ性単純温泉で、美肌効果のあるお湯が湧き出ており、俗に「美人の湯」と呼ばれています。自然石を使用した露天風呂は開放感たっぷりで、四季ごとに違った楽しみを堪能することができます。
奥の細道の途中で飯坂を訪ねた松尾芭蕉が、旅の疲れを癒すためにつかったといわれる名湯。飯坂温泉で一番古い木造建築共同浴場として、また飯坂温泉のシンボルとして親しまれてきましたが、平成5年に明治時代の姿を再現した外観に改築されました。湯船に使用されたビバの香りが当時の雰囲気をさらに醸し出しています。湯船には御影石を使用。
摺上川を上流へ向かうと岩場が広がる滑滝(なめたき)がある。かつて、茂庭家ではここでとれたマスを伊達公に献上していたと伝えられている。自然の岩を利用して出来た天然のプールは川遊びのスポットとして人気があり、キャンプ場も隣接しているほか、鮎釣りも楽しめます。ご家族そろって遊ぶスポットとしてもいいですね。 お車で 飯坂温泉駅から約20分、交通/福島駅東口から もにわ湯行きバス 滝野下車 徒歩3分
佐藤一族の菩提寺で、826(天長3)年の創建と緑記では伝えられています。佐藤基治は信仰心が強く、大鳥城から眼下に望む薬師堂を改築、伽藍を多数建立し境内を整えたと言われています。 境内には佐藤基治夫婦、継信・忠信の墓碑(県重要文化財)、奥州藤原氏が滅亡した1189年から500年後の1689(元禄2)年5月「奥の細道」行脚で医王寺を訪れた松尾芭蕉は、義経と佐藤一族の深い絆に思いを馳せ、思わず涙を流し、「笈も太刀も五月に飾れ紙幟」の句を残しました。