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おぼろ月夜の館 いで湯の街、野沢温泉村に建つおぼろ月夜の館《斑山文庫》は、
文部省唱歌「春が来た」「故郷」「朧月夜」などの作詞者で、歴史 に残る偉大な国語・国文学者である高野辰之博士(1876〜1947)の 業績とその人柄を称えた記念館です。 |
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高野辰之博士 学問の歴史の残る偉大な国語国文学者であり、数多い名曲の作詞者でもあった高野辰之博士。 斑山と号された博士は学問研究の生涯において、広く収集された古今の書画の類は数多く、学問上日本文学の面から見ても大変貴重なものです。それらは博士の収蔵書画目録などに登録されています。博士は書画を保存するため、昭和3年、庭の一隅に2階建ての厚壁の土蔵造りの書庫を母屋とは別にたて斑山文庫と称されました。 文庫は昭和20年の東京大空襲にも耐え、貴重な品々を今に伝えます。ここ野沢温泉の斑山文庫は、博士のご子息高野正巳先生のご好意によって、東京代々木から移されたものです。 晩年、野沢温泉の麻釜の地の廃屋を買い求め、対雲山荘と名付けて別荘としました。そして昭和22年にはここに隠棲(いんせい)し同年71歳の生涯をこの対雲山荘で閉じました。有名な「朧月夜」の詩は、菜の花(野沢菜の花)のふるさと野沢温泉で心うたれた風景を詠ったものだといわれています。 |
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つつじ山公園・百番観音 温泉街の北につづくこんもりとした高台がつつじ山。その名の通り山腹は約5000株のつつじの林で覆われ6月上旬から下旬はレンゲツツジ、ヤマツツジなどの群落で全山が真っ赤によそおいます。頂部は公園となり妙見菩薩をまつる社がたてられていますが、これに至る小道の両側には坂東三十三番、西国三十三番、秩父三十四番の観音霊場になぞられた百体観音石仏がたたずみ、なかなかの風情。眺めもまた素晴らしく、温泉街のかなたに望む北アルプス連峰や北信五岳など、はっとする美しさ。山麓にまつられた琴平(金比羅)神社は野沢十二勝の一つに数えあげられた観月の名勝です。 |
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