|
◆見附島(みつけじま)◆ |
その昔、弘法大師が佐渡から珠洲へ渡るときに最初に「見つけた」ので、こう名付けられたといわれる島です。写真でも分かりますが、その形が軍艦に似ているところから「軍艦島」とも呼ばれています。私たち地元民にはこちらの呼び名の方が馴染みがありまして、「見附島」といわれてもあまりピンときません(笑)。軍艦島の正式名称を知ったのはたしか18歳の春ごろでしたから・・・。大きさは高さ28m、長さ160m、幅50mで、引き潮の時には島までつながっている石の上を渡っていくことが出来ます。ただ、石には苔がびっしり付いているので渡るときには裏ゴムガリガリのトレッキングシューズか、ズボンを膝までまくり上げてのビーチサンダルがおすすめです。また、夏には海水浴場になりますので是非、島までの遠泳にチャレンジして下さい。場所は恋路海岸から車で5分くらいです。国道沿いに走っていると案内看板に従って海側へおれてください。駐車スペースは50台位あります。 |
|
|
|
◆恋路海岸(こいじかいがん)◆ |
見附島から車で5分ほど金沢方面に走ると道沿いに「恋路海岸」が見えて来ます。その昔、悲しい恋の結末に海に身を投じた若い二人を偲び、祠と銅像も立てられていて、一角には「縁結びの鐘」と称するものがでんと構えています。記念撮影にはもってこいですが、鳴らすとなるとかなりの勇気が必要ですので人目を盗んで「コソッ」とならしてみて下さい。何かいいことが起こるかもしれませんね。見附島も含めてこの辺一帯を「えんむすビーチ」と名付けられていて、7年ほど前に石川県内外からビーチの名前を公募してつけられたときの名前です。命名者はここの看板に刻み込まれていますので見てください。本人は恥ずかしいと思いますけど・・。 |
|
|
|
◆巌門(がんもん)◆ |
能登半島西側の海岸線沿いを総称して「能登金剛」と言いますが、そこを代表する景勝地の巌門(がんもん)。能登の荒波が長い年月をかけて大きな岩を少しずつ侵食していった結果、自然に作り上げられた造形美は見事です。遊覧船も出ていまして、海の上から見る能登金剛や、能登富士等多彩な風景も楽しめます。料金は大人800円、子供400円で30分に一度ずつ出航します。(なお、この料金はお客様にメールで教えてもらいました。ありがとうございます。)所要時間は約20分です。歩いて行ける千畳敷岩にはぽつぽつと穴が空いていてその中にはいろんな小魚やイソギンチャクが閉じ込められて、じっくり鑑賞することが出来ます。棒などでつついて遊んで下さい。 |
|