那須五峰
那須の山々は正式な名を「那須岳」と言い、なかでも茶臼岳・朝日岳・鬼面山・南月山・黒尾谷山の代表的な5つの峰々は「那須五峰」と親しまれ、昔から山岳信仰の対象とされてきました。
茶臼岳《1,195m》白く噴煙を上げる主峰です。茶臼と言う名はアイヌ語の「チャシ」から訛った ものだとも言われています。
朝日岳《1,896m》奇岩/怪岩の広がる峰付近からの眺望は美しく、茶臼岳の噴煙も間近に 見ることができます。
鬼面山《1,606m》一帯は有数の高山植物の郡生地。西に位置する鏡沼にはモリアオガエルや サンショウウオが生息しています。
南月山《1,776m》茶臼岳の西南に広がる高原/姥ヶ平を望みのびる尾根山。西方には火山灰 による湿原/沼原があります。
黒尾谷山《1,583m》那須五峰の最南端にあり、五峰の中でもっとも標高が低い山。那須野が原を 形づくる裾野の美しさは格別。
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