宮津藩有数の豪商で､江戸時代には廻船問屋として､また十数年前までは造り酒屋としても繁栄していた三上家｡宮津藩の迎賓館的な施設でもあり､幕府巡検使の本陣に指定された時に表門や玄関が増築されています｡大胆な石組みの庭園(京都府指定名勝)と贅を尽くして作られた客間の造作は必見。

カトリック宮津教会は､木造ロマネスク様式建築で国内２番目に古い教会です。フランスから輸入されたステンドグラスを通して差し込む光は厳かな雰囲気を引きたてます｡現在もミサなどに使われています｡

｢酒談義承場 天の蔵｣は物語のある地酒蔵のたたずまいにふれ､酒造りを体感できる酒蔵です｡｢天保蔵(1832年築の創業蔵)｣の釜場や仕込蔵など､古い蔵の様子をそのまま残した空間に当時の酒蔵の日常がよみがえります｡また｢天の蔵･新蔵｣では酒蔵の落ち着いた雰囲気の中で､ハクレイ酒造のお酒を試飲できます｡