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西寺跡

南区唐橋西寺町付近にあった寺。794年(延暦13)平安京造営の際、羅城門の西に創建。東寺とともに二大官寺の一つ。寺域は200メートル四方を占め、伽藍の規模は東寺と同じ。990年(正暦1)の大火など火災が相次ぎ焼滅。唐橋小学校・西寺児童公園の位置に寺跡が確認される。石碑あり。市バス西寺前200メートル。


西雲院 紫雲石 (紫雲石)

霊石の一つ。法然上人が念仏弘通の聖地を求めてこの地に着き、大石に腰をおろし念仏を称えながら回想観をすると、たちまち紫雲が棚引き、芳香が四方に薫じたという。この奇瑞によってこの大石を紫雲石と名付け、一宇の庵を結んだのが金戒光明寺の起こりで、山号を紫雲山と号する。浄土宗。


高台寺 傘亭

高台寺にある桃山時代建築の重要文化財建造物。霊屋より東の山の上に位置する茶室。その南側にあるもうひとつの茶室、時雨亭とは土間廊下でつながっている。内部には天井がなく、屋根裏がカラカサを開けたように見えることから、傘亭と呼ばれている。時雨亭とともに伏見城から移されたといわれている。




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