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高桐院

大徳寺塔頭。1601年(慶長6)利休七哲の一人細川忠興(三斎)の創建。利休邸移築の書院につづく茶室松向軒は秀吉の北野大茶会に用いられたものを移したと伝える。江戸初期につくられた庭に三斎とガラシャ夫人の墓がある。寺宝の李唐筆「絹本墨画山水図」2幅は南宋初期山水画の名作で国宝。
建立:1601(慶長6)年
寺宝は毎年10月第2日曜日、1日限りで公開(大人1人500円)


金戒光明寺 (黒谷さん、浄土宗大本山金戒光明寺)

1175年(承安5)比叡山を下りた法然上人が初めて念仏道場を開いた浄土宗四カ本山の一つ。幾度か火災に遭いその都度再興。阿弥陀堂は1605年(慶長10)豊臣秀頼が再建。文殊菩薩像は、運慶作と伝えられ、日本三文殊の一つ。絹本着色山越阿弥陀図(重文)などを所蔵。



鞍馬寺

鞍馬弘教総本山。770年(宝亀1)鑑真和上の高弟鑑禎上人が毘沙門天を本尊として奉安したのが起こり。平安時代は京都の北方守護の寺として信仰を集めた。本殿金堂、多宝塔などは近年再建され、鉄筋コンクリート造り。境内の「鞍馬山霊宝殿」の1階は、山内の動植物、鉱物などを展示する自然科学博物苑展示室、2階は寺宝展観室と與謝野晶子の遺品を展示する與謝野記念室、3階は国宝の毘沙門天像などの仏像奉安室、宝物収蔵庫がある。本殿裏から奥の院への山道に牛若丸の遺跡がある。
建立:770(宝亀1)年



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