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枚方・守口・東大阪日本を代表する産業都市であり、大阪のベッドタウンとしてめざましい発展を遂げてきた北河内エリア。京都と大阪を結ぶ淀川沿いにある枚方は、淀川河川公園をはじめ自然豊かなレジャー施設や遺跡など数多い。生駒山麓に広がる東大阪は花園ラグビー場で知られ、近郊には大阪屈指の梅の名所・枚岡神社がある。 |
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花博記念公園鶴見緑地 平成2年(1990)の大阪花の万博会場跡地、鶴見区と守口市にまたがる約117万平方メートルの広い公園。桜、チューリップ、バラ、梅、花菖蒲と、美しい花々が一年を通じて咲き乱れる。中でも花博当時の面影を残す「国際庭園」は見ごたえがある。各国や国際機関から出展された59ものメモリアルガーデンには、例えば瓦作りの中国、水路のあるオランダなどお国柄が表れる演出が施されていて楽しい。キャンプ場、バーベキュー施設、各種スポーツのできる施設も充実。 |
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旧枚方宿 江戸と京を結ぶ東海道の各宿は五十三次と呼ばれるが、伏見・淀・枚方・守口の宿場4か所を含めた五十七次で大坂までを結んでいた。船便の要であった枚方で有名なのがくらわんか茶碗。淀川を行き交う三十石船に「飯食らわんか!」と大声で悪口を投げかけて食べ物を売る「くらわんか舟」は道中の名物となっていた。その時に使用したのがくらわんか茶碗。現在の街道にはその茶碗を売る店や骨董屋、枚方宿を代表する船宿「鍵屋」(現在は資料館)などがある。 |
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百済寺跡 8世紀の中頃、朝鮮半島から亡命してきた百済王敬福(くだらのこにきしきょうふく)が氏寺として建てた寺跡。昭和27年、国の特別史跡に指定。昭和43年には全国初の史跡公園として整備され、跡地には基壇と礎石が復元されている。小さな玉砂利が敷き詰められ、樹齢数百年の木々が生い茂った静かな場所。「百済寺跡の松風」として枚方八景のひとつに指定されており、その名のとおり、松の間を駆け抜けるさわやかな風が情緒を感じさせる。 |
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淀川ワンド 赤川鉄橋から菅原城北大橋周辺にあるワンドは、明治時代に行なわれた「ケレップ水制」という流水制御工事で土砂が堆積し、本流と隔離されたできた小さな池が連なってできたもの。水がろ過されて入るので本流よりもきれい。辺りにはヨシが生え、淡水魚介類などが生息。国の天然記念物に指定されている絶滅品種イタセンパラが棲むのが発見された。橋脚も自然環境に配慮して造られるなど、環境保護に努める多くの人により守られている都会のオアシス。 |
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