古湯温泉は、佐賀駅の北方20km、標高200mの山峡にあり、「古湯・熊の川温泉郷」として、国民保養温泉地の指定を受けています。中国の「徐福」が、秦の始皇帝の命を受け、佐賀郡諸富町寺井津浮盃に上陸し、金立山に辿り着き、北山の翁として浮世を忘れて暮らしているうち、「湯の神」のお告げを受け、示された場所に辿り着くと、油のように湯が沸き出ずるのに行き当たり、そのほとりにささやかな庵を建て「湯守り」となりました。

九州では初めての本格的リゾートスキー場です。冬季の寒気を利用して、人工降雪機（スノーガン）でクオリティの高いゲレンデを作っています。ゲレンデは1000mと600mの2本。夏季にはグラススキー場やマウンテンバイクコースとして利用されています。

このように「降れば大水、照れば干ばつ」の状況について、近代的なダムや水路の建設は、水の時間的、地域的な過不足を調整する役割を果たし、さらに電力エネルギ−を供給してきました。 佐賀県におけるダム建設の嚆矢は、嘉瀬川農業水利事業の一環として、昭和32年に建設された北山［ほくざん］ダムであります。嘉瀬川の上流佐賀郡富士町藤ノ瀬、関屋地点に位置します。