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標高1080mにある展望所からは、1990年の普賢岳の噴火で誕生した平成新山[へいせいしんざん](天然記念物)をはじめ、はるか天草方面まで一望できる。春はミヤマキリシマ、夏は新緑、秋は紅葉、冬は霧氷と季節ごとに変化に富んだ景観も魅力。ここから雲仙ロープウェイが発着しており、標高差約250mの仁田峠〜妙見岳間を36人乗り2両編成のゴンドラが4〜8分間隔で運行している。仁田峠駅には売店がある。

九州では数少ない沼野植物群落のある、小さな高層湿原(天然記念物)。絹笠岳[きぬがさだけ]の東麓にあり、カキツバタやモウセンゴケ、ツクシショウジョウバカマなど標高700mにある雲仙高原ならではの珍しい植物が群生している。周辺にはミヤマキリシマ、レンゲツツジも多く、沼の植物がいっせいに開花する5月下旬が一番の見ごろ。ここから白雲の池[しらくものいけ]まで続く約1Kmの小道は自然観察路になっている。白雲の池周辺も遊歩道が整備され、ボート遊びやキャンプができる。

大小の岩の間から白煙が立ち上り、硫黄の匂いが漂う雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台にもなった場所。地獄を見下ろす丘にはキリシタン迫害の歴史を物語る十字架が建てられている。明治初期、お糸の処刑とともに吹き出したと伝えられるお糸地獄や、100度近い…

雲仙リゾートに、新しい魅力がまたひとつ!19世紀の世界のガラス芸術300点をコレクションしたビードロ美術館。「砂風呂」や樹齢二千年の屋久杉を使った、木の香漂う「屋久杉風呂」など、ゆったりと全身を解き放つ極上の温泉スパ。雲仙の雄大な自然に抱かれ、体と心を癒す上質で贅沢な旅のはじまりだ。

本多湯太夫展示館を中心に小浜温泉の歴史を紹介。小浜温泉の発展に大きな功績を残した本多湯太夫。温泉の管理と共に、交通網の整備や湯せんぺいなどの土産など開発を手掛けた功績などが展示されている。レトロな雰囲気の小浜資料展示館には江戸時代から昭和にかけての小浜温泉の歴史や交通、特色などを展示。




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