聖フランシスコ・ザビエルが平戸を訪れたことを記念して、昭和6年に建てられた平戸カトリック教会。昭和46年(1971)、聖堂のわきにザビエル記念像が建立されたことにより、現在の名に改められた。モスグリーンの外観、美しい尖塔と掲げられた十字架が特徴のゴチック建造物。内部の彫刻やステンドグラスも美しい。周囲の寺院の白い壁に囲まれた西洋の聖堂風景はなんともエキゾチック。夜間はライトアップされる。
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断崖が連続する生月島西岸の海岸線のなかでもとびきり印象的な断崖が塩俵の断崖。高さ20m、南北500mも続く玄武岩の柱状節理が形成されているもの。県道沿いの「塩俵いこいの広場」に展望所、さらに海岸へと20mほど歩いたところににょきにょきと丸太のように立ち並んだ柱状節理の岩を眺めるビューポイントがある。
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生月島最北端に突き出した大婆鼻(おおばえ)。岬一帯はハマユウの自生地でもあり、生月自然歩道が整備されている。晴れた日には壱岐、対馬を眺望する絶景の地で足下には大バエ断崖といわれる100mほどの断崖が連続する。岬の先端には白亜の大婆鼻灯台が立ち、灯台の周辺には遊歩道も整備されている。夕景の名所としても知られ、海に沈む夕日の美しさは格別。灯台は無人だが、100円で到達証明書が発行される。
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佐世保港外から北へ25km、平戸瀬戸までのおよそ200の島々のことを九十九島とよび、日本最西端の海の国立公園である西海国立公園に指定されている。鹿子前桟橋のそばに九十九島の自然をテーマにした体験型レジャーが楽しめる西海パールリゾートがあり、約1時間かけて九十九島の島々をめぐる遊覧船に乗って島々の豊かな表情が堪能できる。九十九島のすばらしい眺望は弓張岳展望台、冷水岳公園など市内に設けられた4つの展望台からも楽しめる。
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標高304m、冷水岳の山頂付近に整備された公園。園内には草スキー場、キャンプ場、芝生広場、遊具広場、展望台、農産物など地元の物産を販売する「冷水岳ふるさと物産館」がある。展望台からは、北九十九島や平戸島、佐世保市などを見渡すことができる。クロマツが林立しており、4月中旬〜5月初旬には、ヒラドツツジ、クルメツツジ、シバザクラ、5月中旬〜6月上旬にはヤマツツジが咲く。
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