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宿毛沖の島
磯釣りやスキューバダイビングのポイントとして知られる沖の島。いたる所に石垣や石段、段々畑、魚や野菜を干す干棚が残る島独特の景観の中で、今も人々が暮らしを営んでいる。『今昔物語』には妹背島として登場し、伝説が残る。その昔、農夫が幼い兄妹を船に乗せて田植えに行った。そのうち兄妹は眠ってしまい、船は流されて島に。やがて兄妹は島で暮らすうちに夫婦になったというものだ。宿毛市営の定期連絡船で結ばれており、船の上から黒潮が断崖につくった奇観「七ツ洞」が見える。

四国では吉野川に次ぐ大河。全長196km、東津野村の不入山に源を発し、四国西南部を大きく蛇行しながら中村市下田で太平洋に注ぐ。主な支流だけでも35を数え、流域面積は2270平方km。日本最後の清流として知られ、多種多様な生き物が息づいており、数艘の船が一組になって火を振りながら鮎を追い込む「火振り漁」など今も伝統的な漁法が行われている。増水の時には水没してしまうように設計された沈下橋も、暴れ川といわれる四万十川ならではの風物詩だ。流域あげて清流保存に取り組み、環境学習の題材ともなっている

四国八十八カ所霊場37番札所。天平年間(729〜749)、聖武天皇の勅願で行基が開いた寺で、仁井田明神の別当寺だった。行基は合わせて7カ寺を開いたが、弘仁年間(810〜824)には弘法大師が訪れ、さらに5社5寺を建立。仁井田十二福寺と呼ばれて栄えた。大師の霊力で7回も花を咲かせ3回も実るようになった「三度栗」や花びらになって大師を慰めという「桜貝」ほか「子安桜」「口なし蛭」「筆草」「尻なし貝」「戸たてずの庄屋」の大師七不思議の伝説が伝わる。本堂天井の575枚の板絵も必見。

洪水の多い四万十川では川の増水時には水の抵抗を少なくするため、水中に沈むようにと設計された橋が架けられている。これが沈下橋といわれるもので、現在は本流に大小合わせて21本の沈下橋が架橋されている。もっとも下流に位置するのが最長の長さを誇る佐田沈下橋(今成沈下橋)。長さ290.61m、幅員4.2m、佐田地区と今成地区を結ぶ中村市道として昭和46年に着工、翌年に完成したもの。車で渡ることもできる。

海中公園に指定された竜串海岸にある海中展望塔。らせん階段を下りるとそこは水深7mの海中世界。直径60cmの大きな海中窓からは、テーブルサンゴやシコロサンゴなどが生育し、その中をソラスズメダイ、チョウチョウウオなどの熱帯魚が泳ぐ姿を観察できる。




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