四季折々美しい表情を見せる焼岳は、標高2455m、大正4年に大噴火した、北アルプス唯一の活火山です。大正池は焼岳の大噴火によって梓川がせき止められてできた池で、立ち枯れの木はそのとき水没した木が残ったものだとか。晴れた日は穂高連邦と焼岳が湖面に美しく映ります。曇りや朝靄もまた幻想的で美しいですよ。
梓川の清流に架かる吊り橋で、上高地のシンボルともいえる河童橋です。橋の上から見る穂高連邦と焼岳の眺めが素晴らしく、橋の横には展望台もあります。
安房トンネルの開通などにより上高地散策が身近になったと思います。散策のポイントは歩きやすい靴と動きやすい服装。天気が変わりやすいので、夏でも上着やかっぱなど準備しておけば安心ですね。
◆平湯温泉からは定期バスで30分。往復運賃は1800円です。